メスティンで炊事!初心者も自動炊飯で簡単白飯を!
最近キャンプ界隈で流行りに流行っている
「メスティン」と言うキャンプグッズをご存知ですか?
所謂アルミ製の飯盒です。
キャンプにおいての憧れの1つである飯盒炊飯に使うグッズです。
日本人好みの弁当箱の様な見た目
飯盒と聞くと、黒くて縦長で形状が緩いアーチ状の形をした
見た目を思い浮かべますが、この飯盒は
熱伝導に優れているアルミ製で昭和時代によく見るお弁当箱の様な見た目が
なんとも日本人心をくすぐるルックスだと思います。
↓赤ハンドルVerもあります
(この無骨さがとてもオシャレ)
メスティンの特徴について
メスティンとは英語で、日本語訳で「飯盒」という意味で
使用用途も文字通りご飯を焚く為に使うキャンプ用品です。
メスティンの火付け役となったブランドがスウェーデンの
「TRANGIA(トランギア)」という会社です。
最近ではこのトランギア意外にも
ダイソーでもこのメスティンをオリジナルで出しているので
いかに需要があるかが分かります…。
このメスティン。
ただの飯盒ではなく万能マルチクッカー
ご飯を炊く飯盒としてだけで無くパスタや蕎麦などの麺類を茹でたり、揚げ物をしたり、
その密閉性から蒸し器変わりにするなんて事も出来ちゃう
超万能クッカーなのですよ。
私もめちゃくちゃ愛用しているこのメスティンなのですが、
今まで使って来たアルミクッカーの中で一番長い付き合いになっています。
私自身は基本的にご飯の自動炊飯として使う事がほとんどです。
自動炊飯とはほったらかし炊飯とも言われ
文字通り、余計な調整をせず簡単に飯盒での炊飯ができるというヤツです。
今回は自宅から、その便利クッカーメスティンの魅力と簡単な使用方法と
実際の自動炊飯の様子をお届けしたいと思います。
私が使っているメスティン
私はトランギアとダイソーのメスティンを持っていますが
今回はトランギアの規格で炊飯していこうと思います。
それがコチラ
トランギアのロゴ
このメスティンは買ってもう2年近く経ちますので
結構消耗していますが、まだまだ綺麗な方です。
トランギアメスティンの規格は700〜800mlほどで
ご飯だと最大2合炊きが出来ます。
ですが、ソロキャンを想定という事で
今回は1合炊きで実践します。
準備
まずはメスティンに
事前によく研いだお米1合分にお水200mlを注いで
10分〜15分ほど放置してください。
これが米に水分を含ませる
給水という工程で
ふっくらとしたご飯を炊き上げるのにとても重要な工程です。
んで持って
これが火の元です。(こっちの方が使い込み感ある)
これはポケットストーブという所謂、超ミクロな焚き火台みたいなものです。
自動炊飯に使う際には固形燃料を置く台座になります。
ここに100均の固形燃料を乗っけて
火を付けたらあとは待つだけ…
炊飯開始
場所移動。炊飯の際にはポケットストーブの更に下に
オボン的な受け皿を置くと良いでしょう。
炊いているうちに本体と蓋のスキマから蒸気と水分がかなり出てきます。
これで固形燃料の火が燃え尽きるまで待てば炊飯の工程は完了です。
固形燃料の燃焼時間は個体差がありますが
大体15分〜20分です。
あとは待つだけ…
おっ、段々水分が出てきた。
順調に炊けてる証拠ですが。
水分が溢れない様に、重石みたいな物を上に置いとくと
より一層水分が逃げずふっくら仕上がります。
火が消えました。
蒸し工程
ここからラストスパートです。
あちあちのあちなのでミトンをはめてメスティン本体を逆さまにして
保温バッグに入れて5分〜10分程蒸らしてください。(くれぐれもぶち撒けない様に!)
米の方が先に寝袋に入ってやがる…
因みにこの蒸らしの工程で、何故メスティン本体を
逆さまにするのかと言いますと 、
飯盒を逆さまにすることで
底に溜まっていた水分も逆に流動し、
全体に水分を浸透させる為なのです。
これを、仕上げの蒸らし工程で行うことで
食感にムラのな良いふっくらしたご飯に仕上がります。
開封の儀
さあ蒸らしが終わりました。
上手く行っているのか
おおおっ!
いやあ、これは成功も成功ですね。
食べてみたら、ふっくら柔らかなご飯に仕上がっていました。
この日は作ってあった肉じゃがと一緒に。
これは実際にやってみるとわかるのですが
固形燃料に着火して以降の火の調整なんかは何もしていないので
米の水入れや蒸らしさえ怠らなければ、
確実に外でも美味しいご飯が食べられるというわけです!
また、アルミ製品は熱伝導が良いので
土鍋や鍋に比べて短い時間で炊けますし、
何せ軽いし小さいし…
バイクでキャンプをする人にとって
コンパクトなギアは本当に有難いです。
最後に
いかがだったでしょうか?
今回はメスティンの紹介と実際の炊飯過程を
お伝えしましたが。
メスティンは炊飯以外でも
自宅調理にも役立つので一人用のご飯を
作る時などにおすすめです。
最近ではこう言ったレシピ本も増えています。
私もいずれはこういうレシピ本の様に炊飯以外の用途で
メスティンを活かしたいと思っているので
その時にはまたブログでお伝えできればと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
是非一度、メスティン検討してみてください!